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新生活に備えて「電動自転車」を購入したママも多いのではないでしょうか?
保育園や幼稚園に送り迎えをする際はとても重宝しますよね。
モーターがペダルをこぐ力を補助してくれるので、楽に運転できるものです。
高齢者だけでなく、子育て世代にも利用者が増えています。
一方で、交通事故総合分析センターによると、電動自転車での死亡事故が増えていることがわかりました。事故防止のためには安全な乗り方をする必要があります。
今回は、電動自転車の事故の現状と、正しい乗り方についてお伝えします。
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電動自転車での事故
少し前の調査データになりますが、交通事故総合分析センターによると、
平成13年と平成21年の事故分析を比較したところ、原付バイクや自転車では死傷者数が減少していることがわかりました。
具体的には、原付バイクだと、平成13年の11万9515人から、21年には7万2005人まで減少。自転車だと、17万7196人から15万5164人まで減少しています。
一方で、電動自転車では、615人から1112人と、10年足らずで倍増していることがわかったのです。
一見すると事故件数は少ないように思えますが、自転車の普及台数からすると、見過ごせないくらいの勢いで死傷者を伴う事故が増えているのが現実です。
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事故を起こさないために
子どもを乗せることができる自転車は、一般的に“幼児同乗用自転車”と呼ばれます。2009年から幼児2人を前と後ろに乗せることができるようになりました。それまでは幼児2人乗せはできなかったのですよ。
ただ、どんな自転車に子どもを乗せていいわけではありません。
幼児用の座席が2つ設けられている「安全基準を満たした幼児2人同乗用自転車」であればOKなのです。
幼児2人同乗用自転車は、JIS、BAA、SGなど、自転車や幼児用座席の安全性を示すマークが付いていますのでご自身の自転車を必ず確かめてください。
一般社団法人自転車協会のニュースリリース『「幼児2人同乗用自転車」を安全に利用しましょう!』を参考に、事故をおこさないための注意点をあげますので参考にしてください。
- 幼児2人を同乗させることにより転倒の可能性が高くなります。まずは安全な場所で練習してください
- 自転車に乗車する際には、スニーカーなどのかかとの低い靴を履いてください
- 自転車用ヘルメットは幼児の頭によく合ったものを選び、あごひもはしっかり締めて正しく着用させましょう
- 幼児座席は頭部保護機能を備えたハイバック形を使いましょう
- 1歳未満の幼児はまだ首がすわっておらず、ヘルメットの着用により頚部への負担が大きくなることがあります。1歳未満の幼児を自転車に同乗させるのはやめましょう
- 幼児座席では、必ずシートベルトを装着させましょう
- スタンドを立てた状態で、幼児を幼児座席に乗せたまま、自転車から離れないでください
- 幼児を乗せたまま駐輪する際は、安定した場所を選んでください
- 駐輪時の転倒防止のため、駐輪時には必ずハンドルストッパを作動しましょう
- 前と後に幼児座席のある自転車での幼児の乗せ降ろしは、乗せる場合は後部座席から前部座席、降ろす場合は、前部座席から後部座席の順番に行いましょう
- 幼児を2人同乗させることにより、全体の質量が増大するため、転倒・衝突の際の衝撃がより大きくなり、歩行者等と衝突した場合には、歩行者等の被害も大きくなります。歩道を通行する際は、歩行者や車いす等にも注意し、安全な速度で、歩行者優先で走行しましょう
- “ながら運転”は禁止です。スマホを操作しながら、傘をさしながらの運転は絶対にやめましょう
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動画の解説もある
さらに、自転車の安全利用促進委員会が作成した「電動アシスト自転車の正しい乗り方」を説明した動画をご紹介します。
3分弱の短い時間に、電動自転車の正しい知識が端的にまとめられていますので、ぜひみてくださいね↓
出典:動画で学ぶ自転車ライフ「電動アシスト自転車の正しい乗り方」
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