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小さな子をもつママにとって、自分が病気になったら一大事!
自身のからだへの不安と同時に、家族のことが心配になります。
自分のことはさておいて「子どものことはどうしたらいいの?」と悩むものです。
家事を担ってきたママが病気になることで、その病状が悪ければ治療が長引き、子どもの支援者も必要になる場合もあります。
ご両親や兄弟姉妹、友人などにサポートを頼めることができたらラッキーですが、なかには身近に頼れる人がいないために大変な思いをするママもいます。
そこで、今回はいざ困ったときにママ自身や家族をサポートしてくれる代表的な支援サービスについてご紹介します。
ファミリー・サポート・センター
筆者もたくさん利用したものに、子どもを持つ家庭の支援として「ファミリー・サポート・センター」があります。
市区町村が運営しているものもあれば、○○協議会などが運営していることもあるようです。
これは、育児の援助を受けたい人(依頼会員)と援助を行いたい人(提供会員)を結ぶ仕組みです。
センターのコーディネーターと呼ばれる担当者が、
依頼会員(=家庭)の要望に合った提供会員(=サポーター)を紹介してくれます。
何度も会ううちに子どもも慣れてきて、安心して過ごすことができます。また近所の方がサポーターになるため、お願いなどもしやすいのもメリットですね。
「保育園の送り迎え」「通院中・体調不良時の子守り」など、援助内容はさまざまあり、援助に対して料金(活動報酬)の支払いをします。
一部の市区町村では、早朝・夜間などの緊急時の預かりなど(病児・緊急対応強化事業)も実施しています。
料金はだいたい1時間700円~900円という感じのようです。一般的なベビーシッターなどと比べるとずいぶん割安です。
詳しくは、お住まいの市区町村のファミリー・サポート・センターにお問い合わせてみてくださいね。
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緊急で困ってしまったら「緊急保育」
公立や私立の保育園・子ども園には、保護者が傷病または入院するとき、または保護者が入院する親族の看護にあたるときなど、より緊急に保育を必要とする場合に、子どもを一時的に預かる制度があります。
緊急保育を実施する園に、この制度が設けられています。
小学校に入る前の健康な子どもが対象で、保育条件、期間、料金は園により異なります。
保育園の入園審査で落ちた、保育園を利用していないなど、保育園とは無縁だった家庭も対象になります。条件は自治体や施設によっても異なるので、公立保育園は各市区町村の窓口に、私立保育園は直接施設に相談してみましょう。
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やっぱり安心の公的施設
ママが病気になっしまい入院しなくてはいけないのに……どうしても誰にも頼めないときもあります。
そんなときは、病院の相談窓口やお住まいの地域の児童相談所に連絡してみましょう。
一時的に子どもを預かってくれる施設があります。
基本的に2歳未満なら乳児院、2歳以上の子であれば、児童養護施設に預けることができます。
医師・看護師・管理栄養士などの専門家と24時間365日連携している場合が多いので、安心して預けることができます。
子どもとも面会できますので、体調に合わせて子どもと会うことができますよ。
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以上、3つの家族支援サービスをご紹介しました。
支援者にサポートをお願いする際、子どものことだけでなく、自分の病状も含めお話しておくことをおすすめします。なぜなら、ママの病気のことで子どもの心が不安定になることがあるからです。
涙もろくなっている、イライラしている、暗い表情をしているなど、子どもの変化に注意してもらうためにも支援者に簡単でも病状を伝えておくと安心です。支援者も状況に合わせて対応してくれるはずですよ。
日本でも少しずつ「子どもは社会全体で育てていく」という考えが広がっています。
ママ一人で抱え込み無理をして何とかしようとするのではなく、誰かに頼ることも大事なことです。
周囲の人、その他区市町村の役所・役場の子育て支援課や、自治体の保健所・保険センターの保健師にも相談してみましょう。
勇気をもって相談すれば、きっと良い解決策がみつかるでしょう。
<参考>
厚生労働省 ファミリー・サポート・センターのご案内 http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/24.html
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